初めてバナー制作を受注したときに学んだこと3選【失敗談あり】
初めてのバナー受注を経験!学ぶことが多すぎぃぃぃ~
私は本業でPhotoshopやillustratorを学び、日々のバナー制作を担当していました。
まだまだひよっこのクセに「自分の実力を知りたい…!」と思うようになり、副業としてバナー制作を受注しました。
受注については別の記事にまとめますが、ついに初めて「バナー制作をお願いしたい」と依頼をいただきました!
しかーし、人生は甘くない!笑
初めての受注を通して学んだことを3つにまとめました。
初めてバナー制作を受注したときに学んだこと3選
納期の確認不足で急ピッチで制作することに
初めてのバナー制作依頼を受けたとき、最初に直面したのが「納期確認の甘さ」でした。
依頼をいただいたときの嬉しさから「大丈夫です、任せてください」と即答してしまい、実際のスケジュールを深く詰めないまま作業を始めてしまったのです。
その結果、想像以上に制作に時間がかかり、気づけば納期直前になってしまいました。
焦りから作業スピードを上げるものの、余裕がない状態では細部まで気を配れず、デザインのクオリティにも不安が残りました。
依頼内容のヒアリング不足で方向性がズレた
もう一つの失敗は「依頼内容のヒアリング不足」です。
初めての依頼で緊張していたこともあり、依頼者の要望を深く聞き出すことができませんでした。
誰に向けたバナーなのか、どんな印象を与えたいのかといった目的やターゲットを確認せず、曖昧な理解のまま制作に取りかかってしまったのです。
その結果、完成したデザインは依頼者の意図とズレがあり、「イメージと違う」と修正依頼が繰り返されました。
方向性のずれは制作時間のロスだけでなく、依頼者に不安を与える要因にもなります。
制作費が安すぎて心がすり減る
最初の仕事で大きく悩んだのが「制作費の安さ」でした。当時は経験を積みたい一心で、ほとんど報酬にならない価格で引き受けてしまったのです。
制作自体は学びになりましたが、工数に対して対価が見合わず、作業を重ねるたびに「この金額で本当にやっていいのだろうか」と心がすり減っていきました。
金額が低すぎると、クライアントにとっても「簡単にお願いできる仕事」という認識になりがちで、やり取りの姿勢にも影響が出てしまいます。
失敗から学んだ大切なこと
納期管理は余裕を持って計画することの重要性
初めての依頼で納期を確認せず進めた結果、作業が想定以上に長引き、最後は急ピッチで仕上げることになりました。
焦りの中では細部への配慮が欠け、クオリティにも不安が残ります。
この経験から学んだのは「余裕のあるスケジュール管理」の大切さです。
今では、制作前に納期を必ず明確にし、修正や確認の時間も見込んで計画を立てています。
納期を守ることは信頼の基本であり、依頼者に安心感を与える最も重要な要素の一つだと実感しています。
丁寧なヒアリングが良いデザインを生む
当時は緊張から、依頼者に十分な質問をせず制作を始めてしまいました。
誰に届けるデザインなのか、どんな印象を与えたいのかを曖昧にしたまま進めた結果、依頼者の意図とズレが生じ、修正が重なってしまったのです。
そこから得た学びは「ヒアリングこそが成功のカギ」だということ。
現在は、目的やターゲットを明確にしたうえで方向性を共有し、ラフ案を提示するようにしています。
丁寧なヒアリングは効率化にもつながり、結果として依頼者との信頼関係を築く基盤になります。
適正な価格設定が信頼関係を築く
経験を積むためにと安価で引き受けた最初の案件は、対価に見合わない労力で心がすり減る結果となりました。
低価格は自分を追い詰めるだけでなく、依頼者にとっても「軽く扱える仕事」という誤解を生みかねません。
この経験から、価格は単なる金額ではなく「自分の価値を守る基準」であり、クライアントとの信頼関係を築くうえでも不可欠だと学びました。
今では工数や成果に応じた適正な見積もりを提示し、双方が納得できる形で進めるよう心がけています。
まとめ:最初の経験が今の自分の強みになっている
初めてバナー制作を受注したとき、私は期待と不安が入り混じった気持ちで仕事に臨みました。
しかし、そこで直面したのは数々の失敗です。
納期を曖昧にしたまま作業を進めてしまい、結果としてギリギリで仕上げることになったこと。
依頼者へのヒアリングが足りず、仕上がりの方向性がズレて何度も修正を繰り返したこと。
そして、経験を積むためにと低価格で引き受けた結果、労力と報酬のバランスが取れず心が疲弊したこと。
これらの経験は当時は大きな挫折に感じましたが、今となっては大切な学びの礎です。
私はそこから、納期を余裕を持って管理すること、依頼者の目的をしっかりヒアリングすること、そして適正な価格設定をすることの重要性を学びました。
失敗を通して得たこれらの気づきは、現在の制作活動を支える大きな強みです。
依頼者に誠実に向き合い、安心して任せてもらえるデザイナーでありたいと考えています。
